スポーツ選手は、とかくテレビを意識したコメントを発する。明日の見出しはこれでヨロシクとばかりに、キャッチー(と思われる)表現を自ら発する。
「前人未到の7連覇」、「オメデタだということがわかり○○大会は欠場させていただきます」、「○で金△で金、○になって金」(女子柔道選手)
「年をとる前に決めたい」(女子フィギュアスケート選手)
「みなさんの応援でとっても楽しい42キロでした」、「またこの場所に帰ってきました」(女子マラソン選手)
「自分の育った地元で、育ててくれたパ・リーグで...」(プロ野球選手)
こういったコメントを見るたびに、「人間ってテレビに出てしまうと、タレントだろうがスポーツ選手だろうが政治家だろうがコメンテーターだろうが、テレビに人になってしまうんだなぁ。いかに格好よく見せるかに走ってしまうんだなぁ」と感じるのだ。
さて、レスリング全日本選手権で10連覇の快挙を成し遂げた浜口京子選手。コメント求められて、「もっと強くなりたい」。
潔し。かくあるべし。
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