Monday, December 27, 2004

あと4日

で2004年もおわりますなぁ。最近気になっていることなどなど...
 
 
電車や雑誌でよく見かける”恋人紹介”系サービスの広告。この広告って決まって女性タレントをイメージキャラにしている。それも、安めぐみ、杏さゆり、愛川ゆず季と、アニメ系かグラビア系。普通よりはかわいいのだろうが、手が届かないほどの高嶺でも高値でもない見た目。男性に対して「こんな女性とお近づきになれます」との挑発的なメッセージなのか、女性に対して「こんな女性でも相手に恵まれないんですよぉ」と親近感を訴求しているのか。広告が伝えたいメッセージとターゲット顧客層が見えてこない。
どーでもいーんだがな、実際は。

前回のエントリーに書いた「火星探査、何者かに機洗車される」に続き、NASA発、
ポテト大の岩を採取(食べる)。がんばれ、火星探査機。

システム手帳のリフィルを2005年のスケジュールにいれかえたのに合わせて、手帳自体も変えてみた。新品ではなく、ずっと前に使っていたものを本棚から出してきたのだが、なかなかよろしい。1986年のPLUS製品、イニング。PLUS MUSEUM。PLUS、好きだったなぁ。いまだにいくつか持っているな。シーガルとか、ファクトリーとか。

ドアホ日本人のイラク人質、台風、地震(新潟)、変質的な殺人事件、ドンキ放火、地震(インド洋)、いろいろとあったけど、2004年12月31日で酒鬼薔薇君の保護監察期間終了。のこり4日、もう一騒動ありそうだな。

Friday, December 24, 2004

30代後半突入

それなりの年齢になったもんだ。35です。今日から。
さて、抱負でも語ってみるか、と思ったらなんとも「アレゲ」なニュースが配信された。配信元NASA、新聞各紙報道によると、火星探査機が.....

 
 
2004年1月に火星に到達した探査機オポチュニティー。太陽パネルに砂塵が付着して発電力が落ち、思うように探査活動ができずにいた。ところが、「オポチュニティーが最近、“洗車”され、砂塵(さじん)による太陽電池の電力低下から回復」、「探査車搭載のカメラ撮影では、太陽電池パネル上のホコリが除去されている状態が確認された」。さらに続けて「風や霜などによる可能性もあるが、原因は不明」。ふむふむ。あいつらに違いない。あいつらが洗車してくれたんだ。ソフト99とかガラコとか使ってな。

さて、それはさておき、抱負。
個人的にはもう、減量に尽きます。成人病予防。洋服の買いなおしによる出費抑制。「標準体重まで-13Kg」だ、コノヤロー。
次はお仕事。来年、シーズン2005のF1は勝ちにいきます。ウチ(BAR)のモノコックボディにHONDAのエンジンと琢磨の操縦。シューマッハの赤い跳ね馬をぶち抜くのだ。赤いのも青いのも水色も銀色も全部ぶち抜いて勝つのだ。
抱負は以上。はやっ。みじかっ。

さて、クリスマスシーズンの神谷町。外人街だけに人いねー。早々に帰国か?七面鳥食べとけ。大げさに祝っとけ。
それにつられて、会社休んでる日本人ってどーよ。見るからにプレゼントってかんじの袋提げて、キメキメの服装で会社に来てるあんた、いかがなものかと....

うーん、どこが正論なんだ?今日のエントリーは。ま、人生に行き詰り始めて来る大厄に怯える30代後半、ミッドライフクライシスってことでご勘弁。

Thursday, December 23, 2004

34才最後の日

中華の出前とって、缶ビールでDVD。いーのか、これで。

Tuesday, December 21, 2004

やるな、電車男

新潟県中越地震の被災者に全額寄付<毎日新聞>

Monday, December 20, 2004

東京の冬の空は青い

オフィスから東京湾の方向を眺めると、10kmほど先に羽田空港が見える。冬の青い空とオレンジがかった陽光に照らされて、離発着する飛行機が妙にかっこよく見える。
スタバのコーヒーを飲みながらそんな風景を見ていたら、いままでに行った都市と空港で印象に残っている場所を思い出した....

 
 
ワシントンDCは空港が近くにあるので飛行機の音も大きく聞こえる。発着便もすごい量だ。夕方にはそりゃもうたくさんの飛行機雲が夕日に映える。あまり高い建物がないので、リンカーンのあたりとかホワイトハウス、スミソニアン周辺からは広大な空に何本もの、できたての白い線が見えたなぁ。
都市に近いといえばサンディエゴだ。もう間近。すぐそこ。大型機の発着はなく中型・小型機の往来なので騒音は気にならなかった。
フランクフルトから空港へは電車で数駅だった。距離は品川-羽田と同じくらいかな。市外の高い建物から眺めると、飛行機が森の奥にある飛行場に吸い込まれていく姿が見える。
スイス。この国は地理的にヨーロッパの中心に位置するので、スイス上空を飛び交う飛行機の数がものすごい。はるか上空で交差する飛行機雲はラインアートに見えなくもない。ちなみにジュネーブ空港はジュネーブ駅の隣駅にある。
コペンハーゲン。一番好きな空港。木の床、いわゆる北欧デザインのソファー。荷物を運ぶカートまでスカンジナビアンデザインだった。なによりも、離陸時間やゲートの変更、搭乗を促すアナウンスが一切ないことがすばらしい。人のざわめきだけが穏やかに響く場所だった。そんな所なので、ついついビールがすすんでしまう。

みなさんの好きな空港ってどこですか?

あ、ちなみに最悪なのはシカゴ空港。ただ広いだけ。あと香港もNG。ガラス張りで暑いんだ。

Sunday, December 19, 2004

Wednesday, December 15, 2004

モノは言い様

ドン・キホーテでの火事についての報道、聞いていてすごく気になる。なんか「揚げ足とってんのか?」って感じてしまうのだ.....

 
 
ドン・キホーテといえば、不特定多数の商品を安値で売るディスカウントストアとして登場し、小売・流通業界に旋風を巻き起こした。他社も追随した。歌手の小柳ゆきがバイトしていたぐらいだしな。関係ないが。
「限られた店舗スペースを有効に使うために高くつまれた商品」、「ジャングルのような陳列は、遠くから見渡せないように、実際に客に店舗の隅々まで足を運ばせる革新的な工夫」などそりゃぁもてはやされたものだ。

ところがこれが一転して火事が起きてしまったら、「安全性を無視した陳列」、「危機管理の欠如」のオンパレード。いじめか?しかも今回の火事は放火だ。責めるべきは放火犯だろ。
僕は別にドンキのファンでもないし、関係もないけど、今回の件には同情する。

火事の後、逃げた店員が、「お客様が気になって」と、燃えている店内に戻ったという。これは接客を生業とする人の鑑だ。なかなかできることじゃないぞ。ところがその件についても、「気になってということは、普段から何かあったら危ないとわかっていたということですよね。わかっていながら手を打っていなかったということでしょうか。あまりに無責任です」。この発言元は12/15のフジテレビ朝番組での小倉キャスターだ。さすがフジテレビだな、この人選。

ああ言えばこう言う。まったくもってむかつく。コロコロとかわらず、筋の通った揺るぎない主張をする人はいないのか。
せめて僕自身はそうありたい。

Tuesday, December 14, 2004

Monday, December 13, 2004

あなたならどうする

もし僕が○○だったら、ある状況を仮定して自分が何を考えて何をするかと考えてみた。興味のあるニュースが最近目に付くし、直前のエントリーでも触れたように12月はいろいろと考えるタイミングなので。
たとえば、あなただったらどうしますか.....?

 
 
・韓流ブームに便乗したいテレビ局の編成局員だったら
韓流ブームは、日本の女性が韓国俳優のファンというより、韓国俳優が演じている役のような人を求めていることが本質だと思うので、いわゆる昭和40年代風ドラマ、例えば赤いシリーズとか50年代風の大映テレビ、あのあたりをイケメンでリメイクか。
しっかし、韓国ドラマ、映像がきっついよな。カット割りや尺、構図がベタ過ぎる。ドラマや映画の完成度って、作られた年代や機材ではなく、それを作っている国や監督の成熟度なんだなぁと実感。


・利用客減に泣くスキー場のオーナーだったら
最近の若年層はスキーをしなくなっているから、30~40代の「私をスキーに」世代を呼び戻す。この世代はゲレンデで80'POPSがかかっていればそれでOK。具のないカレーを850円で食べて、缶ビールに550円払ってくれる。
高齢層と若年層には、スキー場をスキー場としてでなく、雪が見られるところとして位置づけて、ショッピングでも温泉でもレストランでも、複合施設化するか。


・三菱自動車から10億円の成功報酬で経営責任者の要請がきたら
三菱自動車が自力で復活できる力があるかどうかを調べる。製品の品質、技術力、販売力、社員の気質とノリ、お偉方の利害関係とかとか。三菱グループから 2000億円の資本をいれてもらったり日産から経営陣を派遣してもらったところで、そもそも力がない企業に明るい見通しはなさそうだ。
さて、僕は三菱は技術力がある思う。信用が回復できて、社内人事に大ナタを振るえれば復活するであろうから、人事権について無限の裁量を与えてもらう条件であればこの要請を受けるかな。
成功報酬も倍額で。倍にしたって、タイガー・ウッズやシューマッハの年収の半額だ。


・日本サッカー協会の立場で、北朝鮮とのワールドカップ予をどう進めるか
そもそも国交がない国同士がそれぞれの国でホーム&アウェイって可能なのか。出入国が不可能なのでは?そこに加えて拉致問題といった要素も絡んでいる。選手がみんな拉致されたらどうしよう。テレビでの試合放送は可能なのか?スポンサーは?
中立な第三国で開催といっても、中国に頭を下げれば「靖国問題が」とか関係のない文句を言うだろうし、韓国は韓国で微妙な朝鮮民族の問題がある。
それ以前に、こういったお国事情を考慮しないで「公平な抽選」で対戦相手を決めたFIFAに抗議するかな。「空気読めよ、お前」ってね。


・住宅ローンを背負い込んだ悲しいサラリーマンだったら
宝くじを買う


こんなかんじ......

Friday, December 10, 2004

誰か教えてください

ギター侍って、どこがおもしろいの?

Thursday, December 09, 2004

あれこれと思索にふけるのは12月が良い

社会人になってから約10年、幸か不幸か外国人と働く機会が多い職場にいる。海外の社員はやれ感謝祭だ、やれクリスマスと、11月末からすでに休暇モードに突入している。しかも1-12月が会計年度になっている企業だったりすると、休暇気分と会計の締めが重なって、そりゃぁもう「今年はもう終わり」な気分のようだ。
働くようになって最初に世話になった先輩から、12月の過ごし方を伝授されたことがある。というか、コンサルタントの間で妙に流行っていたことだ。それがいまだに習慣になっている....

 
 
まず、今年の出来事をぼんやりと思い出してみる。社会ニュース、仕事、自分自身の出来事、流行、政治、なんでもかんでも。今年の僕であれば、台風が多かった、そろそろ関東にも地震か、ヨーロッパの会社は働きやすいな、引っ越しで借金も増えた、「先生」と名のつくことを始めた、なんてところか。手帳や blog、本棚を見返して今年をザッと思い出してみる。

次に、来年にやりたいこと、来年流行りそうなものを勝手に思い巡らす。減量しなきゃ、ピアノも練習したい、車のエンジンをOHしようか、テレビCM の予算は減り続けるのか、しばらくはメタルギアソリッドの新作にはまりそうだ、VJをもっと真剣にやってみよう、24のシーズン3も一気観して....。
僕はあるテーマについて一年ごとに重点的に勉強するようにしている。関連する本を読み漁ったりする。今年はマス広告をテーマにしていた。来年は金融とか年金とかにしてみようかな。

こんな風に12月を今年のまとめと来年への助走にするわけだ。
決してかしこまって、考え込む必要はなく、普段の頭の使い方や視点を少し変えるだけのこと。

さて、とりあえず来年用のスケジュールを買うか。
DAYRUNNER社の、1page-vertical-weeklyってリフィルが好きなのだが、年々入手が困難になっている。なんと今年は伊東屋にも在庫がなく、ネットで見たらUS本社でも在庫切れ。

Wednesday, December 08, 2004

Lenovo to acquire IBM

多くのサイトやblog、報道で見聞きするテーマをエントリー。「IBMはPC事業から売り上げの12%をあげていたが利益貢献度はほとんどゼロ。売却は正しい。」的な経営判断については他所に譲るとして、どのような報道が多いのか、主要新聞をまわってみた。

FT.com。金融専門紙は一面で報道している。
The deal will catapult Lenovo from being the eighth-largest PC maker in the world to third largest behind Dell Computer and Hewlett-Packard and is also one of the largest ever foreign acquisitions by a Chinese company.
とあるように、デル、HPに継ぐ三番目のPCメーカーとなり、中国企業による最大の買収である、と。さらに、
Use of the IBM brand is especially a sweet victory for Lenovo
と続き、IBMブランドの継続利用により、IBMの既存顧客を維持できる点を強調している。

WallStreetJournal。記事全文はネットでは読めないが、見出しはIBM Agreed to sellとIBMの視点での論調。

NewYorkTimes。Sale of I.B.M. PC Unit Is a Bridge Between Companies and Culturesの見出しで、買収自体についての報道だけでなく、スタンフォードの経済学者の弁を引用し、"This is an encouraging sign of the increasingly sophisticated trans-Pacific ties between the United States and China. Seeing the Chinese seeking these kinds of economic links can only be a good thing."と別の視点を加味。全体的にLenovo擁護の論調と思ったら、
Lenovo will have its headquarters in New York
本社がNYに移転するのか。上客には辛口コメントは言えませんな。

ご当地人民日報日文版。関連記事未掲載。
お隣、韓国朝鮮日報。こちらも未掲載。

僕はPowerBookG4とThinkPadX20を使っているけど、ThinkPadの名前だけじゃなく、品質が残ることを願う。
人間が実感するPCの性能は、CPUでもディスクでもなく、キーボードだ。

Tuesday, December 07, 2004

わかっちゃいるけど...

wiredの記事で、殺傷能力を備えた軍用ロボット車両が紹介されている。記事と写真を見たとき、ここまできたか、と感じた。ただ、「やっと」が頭につくのだが....
 
なぜ「やっと」と思ったのか。SF映画やアニメ、iRobotでも1984でも2001でもアップルシードでもなんでもいい、コンピュータやロボットが描写される作品はとても多い。そして決まって機械の反乱、人間への危害、機械と人間の共存がテーマとなる。アシモフのロボット3原則が根底にある。アシモフが見抜いたロボット社会、1984でオーウェルが見抜いたネット中心世界、世間はすこしづつその世界に向かっている。その結末を知りながらもなんでその方向に向かうのか。

ひょっとすると人間は経験することでしか進歩しないのかもしれない。だから行く末が頭で考えられても、わかっていてもついついやってしまうのかも(植木等は偉大だなぁ)。人間はロボット同士が戦い合う世界への入り口に、やっとたどりついたのかも。

自然科学の分野では、古代ギリシャの時代から近代まで、天才による多くの理論が完成されてきた。20世紀は工業力による理論の製品化、コンピューターでの理論検証と精度向上が主たる研究テーマになっているように思う。世紀の大発見、聞かなくなったな。
「ロボットによる初の傷害事件」こんな記事を目にするのは、5年後か、10年後か。すでに見越されて皆が知っている結果はもうすぐやってくる。
投稿者 shuichiro : 11:56 AM |

Monday, December 06, 2004

Sunday, December 05, 2004

Wednesday, December 01, 2004

それぞれの平成

昨夜、久しぶりにコンサル時代の同期と会った。恵比寿の蟻月という店でモツ鍋を食べつつ。このモツ鍋も、これでエントリーがひとつ書けてしまうほどにウマウマだったのだが、それはまた別の機会に。
5人で食べて飲んで話して、濃い3時間だったな...

 
 
人の3倍働く業界、コスト意識が麻痺する領収書の束、名だたる企業のそうそうたる役職の人達と丁々発止やりあった日々、そんな中をつぶれることなく駆け抜けたメンバー。やはりおもしろい。
会話のテンポ、内容、次々とアイデアが浮かんでくる。ちょっとしたワルダクミも思いついたり。思わずモツをおかわりしちまった。

すでに昨日のメンバーはみなコンサルを離れ、自分で商売を始めたり、新しい会社に勤めたりと道はバラバラだが、それがさらにそれぞれの幅と皆で集まったときの深みにつながっていることがうれしく、楽しい。
そして僕は近々設立予定の会社の名前を真剣に考え始めた。星企画、星インターナショナルアソシエイツ、星&ギャンブルズ、星技研...

来年、2005年の4月で知り合って10年になる。10周年の飲み会は、初任給で出かけた居酒屋、「北の家族 銀座数寄屋橋店」にしよう。今度は贅沢して1000円追加で飲み放題もつけちゃうぞ。