Wednesday, December 15, 2004

モノは言い様

ドン・キホーテでの火事についての報道、聞いていてすごく気になる。なんか「揚げ足とってんのか?」って感じてしまうのだ.....

 
 
ドン・キホーテといえば、不特定多数の商品を安値で売るディスカウントストアとして登場し、小売・流通業界に旋風を巻き起こした。他社も追随した。歌手の小柳ゆきがバイトしていたぐらいだしな。関係ないが。
「限られた店舗スペースを有効に使うために高くつまれた商品」、「ジャングルのような陳列は、遠くから見渡せないように、実際に客に店舗の隅々まで足を運ばせる革新的な工夫」などそりゃぁもてはやされたものだ。

ところがこれが一転して火事が起きてしまったら、「安全性を無視した陳列」、「危機管理の欠如」のオンパレード。いじめか?しかも今回の火事は放火だ。責めるべきは放火犯だろ。
僕は別にドンキのファンでもないし、関係もないけど、今回の件には同情する。

火事の後、逃げた店員が、「お客様が気になって」と、燃えている店内に戻ったという。これは接客を生業とする人の鑑だ。なかなかできることじゃないぞ。ところがその件についても、「気になってということは、普段から何かあったら危ないとわかっていたということですよね。わかっていながら手を打っていなかったということでしょうか。あまりに無責任です」。この発言元は12/15のフジテレビ朝番組での小倉キャスターだ。さすがフジテレビだな、この人選。

ああ言えばこう言う。まったくもってむかつく。コロコロとかわらず、筋の通った揺るぎない主張をする人はいないのか。
せめて僕自身はそうありたい。

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