Sunday, July 25, 2010

歴史に学べ

Blogは自分自身の過去ログ、SNSは連絡ツールやある特定のテーマでの情報収集、twitterに代表されるマイクロブログはとりあえず世間の興味の対象をジャンルに限らずスキミング、の使い分けになってきた。

なんでかしこまってこんなことを書いているかというと、電子化された読み書きはフロー的な要素が強くなりがちでストックにならないなと感じたから。
これは人間の特徴かも知れないけど、「アレ知ってる?」「今年の流行は○○だよね」のような、いわゆる最先端を知っていることが良しとされることが多い。特に年代や性別が違うセグメントでの事象について。
最近は今起きていることを知っているより、いままでに何が起きてきたか、歴史をしっているほうが価値があると思うようになった。

あのころこんな流行があった、あんなバズワードがあった、○○バブルがあった、などなど。こういうことを知っていると、目先で起こっていることに一喜一憂しなくなる。たとえば、こんなことを声高にさけぶ人がいる....
「ニューフロンティアのアフリカで新規市場開拓だ!」。まぁ、落ち着け。NIES諸国だ、BRICsだ、NextElevenだと騒いだけど、どうなった?
「中国が活況だ。この機を逃すな」。一息ついて思い出そう。日本のバブル、ドットコムバブル、401kバブル、ドバイ...どれもどうなったっけ?

歴史と言ったって、ほんの20年くらいに起きたことじゃないか。思い出すことは難しくない。