Thursday, March 19, 2009

それぞれのハンバーガー

高校生でありながらプロゴルファーとなり、華々しい活躍をしている石川遼君。二度目の米国ツアーに参戦とのこと。頼もしい。
前回の米国ツアーは予選落ちとのことだったけれで、この年齢での参戦はたいしたものだと思う。

現地メディアとのインタビューにも英語で受け答えし、持ち前の明るい表情もあいまって好感が持てる。そのインタビューで、さらに親しみやすさをアピールしたかったのか、「前回にきてから今回のツアーに参加するまでの間、アメリカのハンバーガーがこいしかった」と言っていたけれど.....

きっとね、アメリカ人からすると、「ハンバーが恋しいって、アメリカの食べ物はハンバーガーだけじゃないぞ。マクドナルドのことか?」と受取られたと思う。石川君は、「日本のハンバーガーはアメリカのに比べると、小さいし、お肉もうすっぺらで、つけ合わせなんてないんだ。アメリカのダイナーででてくるハンバーガーは、食べ応えがあって、マッシュポテトも山盛りで、そこにグレービーソースなんてかけてもらったらそりゃもうハッピーさ」ってなことを言いたかったんでしょ?

人間、無意識のうちになにごとも「比較」しちゃっているんだろうな。なにとなにを比べて、恋しい、おいしい、良い、悪いを表現しないと、言いたいことって相手に伝わらないのかな。