Sunday, September 24, 2000

ネクタイを外すということ

9/15付けで、僕は社会人を一休みしている。明日から大学院の授業が始まる。
先行はMBA
僕はすでに物理学の修士であり、仕事は経営コンサルティングなんてものを選んで、
それなりに活躍していた。だから、周りからは「なんでいまさら?」って意見が多
かった。僕なりに考えた結果なんだけど、なかなか理解してもらえないようだ。

5年半、毎朝締め続けたネクタイを外して感じたことは、開放感とプレッシャー。社会人
でいる間は、たとえどんなに殺人的なスケジュールで、どんなに無茶なテーマでも、
「クライアントのために」っていう大義名分があったから、責任感と義務感があった。
逆に言い訳にもできた。全てが契約で成り立つ状況からの開放感を第一に感じた。
ところが、だ。これからは手を抜くのも、没頭するのも、全て自分次第。それはすごい
プレッシャーに感じる。あらゆるチャンスが与えられ、それを活かすも殺すも自分次第
っていう大学のカルチャーはとても好きだけど、明日から通う大学は、今まで僕が
知っている大学とはちょっと違う。それもプレッシャー。

さて、明日からは人生のしきり直し。

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