Monday, May 29, 2006

続編ビジネス

このブログの過去エントリー(April 15, 2004、January 8, 2004 、September 8, 2000)でリバイバルについて書いたことがある。 過去のコンテンツの使い回しや過去の流行の復活は、創造性の欠如につながるというのが僕の意見だ。

しかしながら、ほとんどマンネリと思えるような続編ビジネスもそれなりに流行っている。映画にその例が顕著だ。ヒットした映画はたいてい「...2」といった続編が作られる。
今年から来年にかけては、ランボー、ロッキー、ダイハードのような10年以上前にシリーズが完結したと思われていた作品の続編がこぞって公開される。

続編ビジネスは、その間隔が短いと全作の勢いを継続させられる。作品同士を予告版のように扱えるメリットがある。古いところではバック・トゥ・ザ・フューチャー、最近ではマトリックスがの例だろう。
間隔が長い場合は、往年のファンには郷愁を、新たな映画ファンには新鮮さを与えることができ、複数の顧客層をターゲット化できる。

この2つのやり方、どちらが商売的に美味しいのか、どういう内容の時はどちらの方法が良いのか、何かしらのパターンがあるかもしれない。
それぞれの映画の収益性を調べてみると何かがわかりそうだ。

映画の他に、このやり方を当てはめられる業界はどこだろう。

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