Saturday, March 04, 2006

譲れないことがある

大げさなタイトルだけど、書くことは実に簡単な話。

携帯電話の販売コーナーを通りかかった。僕は今auのA5404Sという機種を使っている。携帯に詳しい人なら、「2年以上前の機種」、「auなのにwinじゃない」、「発売後1年も経たずに廃盤となった不人気機種」との感想を持つだろう。

たしかに見た目はゴツイし、デザインは気に入っているが、一般的には賛否別れるに違いない。
僕がこの機種に変更したのは2004年の秋だったと思う。その当時はすでにwinもあったしezサービスも拡大していた。なのになぜこの機種にしたのか.....

モックを手にとって、二つ折りをカパッと開けてみた。心地よい。なんでだろう。もう一度カパッ。ん?カパ...?ん、ん?
この機種は開けたときにほとんど音がしない。手応えで「クッ」と感じる程度だ。最新機種を含めて二つ折りの機種はカチャッ、カチッ、チャッ、ガチッと音がする。この音が妙に耳障りで馴染めない。モックだからかと思い、実機を見せてもらったが実機でも音がしない。
「これだ」と、迷わず決めた。

実は、auの新モデルneonが気になっていたので、機種変更も考えていた。直線的なデザイン、陶器のような質感が気に入っていた。店頭に並び始めたので早速手に取った。開けてみた。
「カチャッ」
そっとneonを棚に戻して立ち去った。

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