Wednesday, March 23, 2005

日本人には民謡と歌謡曲ってか

日本版HipHopとか日本版ラップ音楽が流行っている。もともとのヒップホップやラップ、つまり「きわどくどぎつい単語やフレーズを無意味な高速ビートでまくしたてる」音楽はきらいだったのだが、日本版と称されるジャンルは、悪くないなと思うようになった.....

RIP SLYMEの「黄昏サラウンド」、ECOタイヤのCMでおなじみDefTechの「MyWay」。この二曲は僕のiPodではヘビーローテーションだ。
黄昏サラウンドは音楽だけでなくプロモビデオも好きだ。ロングカットを多用した連続感のある映像。DefTechは音楽も、使われているCMの映像が良い。あの風景は、コペンハーゲン空港に着陸する機内から見たことがある。世界の中で最も好きな風景のひとつ。

この二つのユニット、音楽も声もいい。実に心地よい。邪魔にならないし、何度でも聞ける。どうしてだろう。

使っている楽器や機材の音にだまされることなく、音階だけに意識を集中させるとその理由がわかる気がする。ほんの少しこぶしを回し気味に、「ん、にゃぁ」とか「ん、ちゃぁ」ってかんじの音でメロディを頭の中で再生するとわかりやすい。

しばしお試しください......

どうでしょう。メロディはあたかもお祭りで流れているお囃子のような、盆踊りや祝い事で流れる民謡のような、あるいは昭和歌謡曲のような、そんなメロディだとお気づきでは?

「メロディアスなトラックにラップ」というスタイルのRIP SLYME、「JAWAIIAN REGGEA"(ジャワイアン・レゲエ)を中心にHip Hop, ロックからハワイアンまでのジャンルを横断」のDefTech。この音楽評には納得感がある。

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