Thursday, August 19, 2004

旬のネタなので、とりあえず

オリンピックだ。22年前、旅行でアテネに行ったことがあるけど、平地の中にドーンと石灰岩むきだしの丘があって、その上にパルテノン神殿が建ってる。壮観だった。街の市場でナッツがワゴンで売られてて、新聞紙にくるんで渡してもらうんだけど、妙においしかったなぁ。
それはそれ。なんだかメダルの数がすごいことになっているらしい。ドーピングでも八百長でもなく、素でメダル取ってる。若い世代は元気だなぁ。
いや待て。たしかに選手も優れているだろうけど、そのコーチもすごいんじゃないかなぁ。そんな気がする......


コーチの何がすごいと感じるのかというと、10代、20代の扱いが難しい年齢の選手を育て上げる力量とスポーツの技能は当然として、その控えめさが目をひく。選手がメダルを取ったり入賞すればコーチにマイクを向けられるけれど、おしなべて控えめ、落ち着いた雰囲気な気がする。タレント気取りで選手と一緒に CMに出たり講演会に精を出すマラソンの監督とはわけが違う。あ、今回は参加してないか。ごもっとも。
今回のオリンピックはそんな目で見てます。

選手はどうだろう。
ヤワラちゃんは公言のとおり「田村でも金、谷でも金」をやり遂げたので、そこはすごいと思う。ものすごいことだ。あいかわらずスター気取り(死後)な点だけが鼻につく。2008年のオリンピックは目指さず、とっとと政治家になっちゃってください。きっと次の選挙では各政党からお声がかかるでしょう。ん?国政に出るにはまだ年齢が達していないか?ま、キャッチコピーは「日本に背負い投げ」、「前人未到の改革」ってな方向でよろしく。

残念でしたね、卓球の愛ちゃん。得点したときの「ヤー」だか「シャー」って掛け声はいかがなものかと。けど、また次回がある。とりあえず、愛ちゃんが窪塚やARATA、獅童よりも卓球がうまいことはわかった。

バレーのメグ・カナ。チヤホヤされても勘違いだけはしないように。別にかわいくないよ、あんた達。

おっと、コーチで思い出した。スケートの伊藤みどりのコーチ。強烈だった。「みどりちゃ~ん」って猫なで声で抱き合う映像はイタイ、ヤバイを通り越して、凶器。


さて、僕もそろそと選手の立場からコーチの立場になってみようかな。テレビを見ながら、「人の振り見て....」。勉強になるなぁ、オリンピック。

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