Wednesday, January 28, 2004

あたりまえを疑う

毎月欠かさず買っている雑誌にMacPowerという雑誌がある。名前の通り、Macintoshの雑誌だ。去年の10月号から新創刊されて表紙のデザインやコンテンツが少し変わった。一番変わっていて驚いたのは、広告についてだ....


普通の感覚で考えれば、パソコン雑誌にはパソコンに関係ある製品の広告を思い浮かべる。けれど、MacPowerには、ビートル、ロータスエリーゼ、ボルボ、maglite、海童(焼酎)といったパソコンとは全く関係ないと思われるカテゴリーの広告が掲載されるようになった。
たしかに、言われてみれば「Macな」人々が好きそうなカテゴリーの商品の広告だが、言われてみないとパソコン雑誌にパソコン関連品以外の広告掲載の機会は気づかなかった。

最近、desktopという名のPC雑誌が創刊された。一言で言うと、パソコンのスペックを語らない雑誌だ。きれいな写真、洗練された誌面構成などファッション誌やインテリア雑誌のような印象を受ける。飽きずに読める良い雑誌だと思う。

パソコン雑誌だからパソコン関連の広告、パソコン雑誌だからスペックを書く。あたりまえのことと思っていたことが実は不自然だったなんてことは、実は多いのかもしれない。

No comments: