Saturday, July 08, 2006

明治魂

大学の学部は明治大学の理工学部だった。その後大学院に2つ通ったけれど、校歌を歌える母校は明治だけだ。

明治で在籍していた研究室のOB会に行ってきた。毎年七夕前後におこなうので、「七夕会」とベタな名前だ。
久しぶりに行った明治大学理工学部の生田校舎は新しいビルが建ち並んでいた。しっかり勉強しろよ、後輩ども。明治は大学生協が破綻してしまったので、コンビニが学内に並んでいた。大学と言えば、掲示板に休講や試験日程、レポート課題が貼られたものだ。しかし今は無線LAN経由でPCやPDAで参照とのこと。隔世の感。

冒頭、教授の挨拶で、「退官を数年後に控え、まだまだ衰えていないが今後のことを考え始めている」と。僕が卒業してから13年か。僕よりもかなり年長の先輩も参加し、それなりに盛大な会だった。近況を恩師や先輩、現役のゼミ生と交わし、いつもながら「君みたいなキャリアの人間は学生にも卒業生にもいないよ」とのコメントをもらう。そうでしょうとも。自分でもそう思う。

昨年に新しくできた食堂内のホールが会場だったが、その後研究室に移動。品質管理のゼミではあったが、多種多様なシミュレーションに接する機会があった。制御工学を学んだロボットアームが健在。PC-9801VMというポンコツPCも健在。絶対座標と相対座標に悩まされたものだ。さらにTandyのTRS-80まで。ある意味で、お宝。

研究室を片付け、教授に「また来年」と挨拶したところ、「星君、この先、この研究室を率いてみないかい」。
一瞬の間をおいてしまったが「博士が必要ですね。まずは論文を提出します」と返答。久しぶりに書いてみるとするか。

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