Monday, April 03, 2006

リーダーシップ

読もう読もうと思って本棚に埋もれていた本を読み始めた。今流行の「リーダーシップ」についての本だ。
言われればみんな頷くことを明快に表現している。例えば、

日本では、現場の仕事は忘れてしまったよと言うと、何か自分が偉くなった気分になる管理職が多い

昔はこうだった、オレはこんな風にしてやってきたなどと、いま現場で働いている人からすると、全然肌にあわない奇妙な精神論をぶって、一人で満足したりする。

部下や社員の才能を伸ばせないという損害は目には見えないが、組織にとってはこれが最も大きな損害だ

なるほど。実に納得感と示唆あふれるメッセージが織り込まれている。ジャック・ウェルチ、カーネギー、一條和夫...著名なリーダーシップの本は何冊か読んだが、これほど腹落ちする本はなかった。

この本、「いまリーダーがなすべきこと」という本であり、元NHKの鈴木健二氏の著作だ。1984年刊。20年前の本だ。
まだ中学生だった僕に、「いつか必要になったら読め」と渡された本だ。

赤線を引きながらむさぼるように読んでいる。

1 comment:

Anonymous said...

ご紹介大感謝・・・さっそくamazonの中古品を購入手配してみました♪