Monday, August 29, 2005

中途半端に手馴れた女

今朝も田園都市線は混んでいた。しかもなぜか朝の通勤時間中に中国人と思われる団体が乗り込んでいて、奥に詰められない。ったく。

僕の前に立っている女性は電車が揺れたり、周りの人が動くたびに「っもぅ、ったく、痛い」とブツブツと繰り返している。いや、あの、あなただけじゃないから、窮屈なの。みんな我慢してるんだから。
しかもあんた、必要以上に僕によりかかるなよ。吊革ぐらいつかまってくれ。

何を思ったか、その女が急に大声で叫んだ。「触らないでください」、「痴漢です、さっきからずっと触ってるんです」.....って、おい、僕か?

その女はいきなりガッと前に立っている男をつかんだ。はぁ、僕じゃない。ん?前に背中を向けて立っている人が痴漢?しかもその男性、両手で吊革持ってるじゃん。

さすがに男性も「言いがかりはやめてください。僕は両手で吊革つかんでいるじゃないですか。」それには周囲の乗客も同意。そもそもあなた、荷物前に抱えて持ってるじゃん。荷物を目に抱えて持っている女性に、背中を向けて立って両手で吊革を持っている男性が痴漢行為?

いきなりその女、周りの乗客に向かって「一緒に次で降りて、証人になってもらえませんか」と言い放ち、手帳を取り出して、「今って何時何分ですよね、ドアの番号は5Bだから5両目で...」と声に出しながらメモを取り始めた。しかも「警察に通報しますから。訴えますのでそのつもりで。会社とご家族にも言います」
さすがに男性も「降りて話しましょう。いいがかりにも程がある。」
駅で降りて、駅員を見るなりすごい剣幕でヒステリックにまくしたてる女。しかも、ここまで読んだ皆さんの予想とおり、ブスである。スタイルもよくない。いかにも、「いろんな人と知り合いになりたいな、メッセージや書き込み、待ってます!」とか書いてmixiやってるタイプの女だ。


おそらく、法学部出身か、ご自身や近しい方が痴漢被害にあったことがある、等の何らかの経験者なのだろうが、明らかに言いがかりだと思うぞ。
見かねた他の乗客が何人か、男性の弁護にまわっていたほどだからな。

ひょっとしたら、背中を向けながら、体の前に荷物を抱えた女性に痴漢行為を働く「すんごい技」を持った男性だったのかもしれないから、痴漢ではないと100%言い切れない。しかし、不愉快だ。自分の一方的な思い込みで突っ走る人間は見ていて不愉快だ。

そういえばあんた、やたらと僕の側によりかかってきていたけど、書類が曲がるじゃないか、本の角も曲がるじゃないか、iPodとPSPが壊れるじゃないか。
僕が「次の駅で降りてください。器物破損で訴えます」って言ったらどうするんだ?


ったく、ここ数年、電車が非常に混雑するようになって、車内の雰囲気が殺伐としている。田園都市線、好きな路線なのにな...

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