Wednesday, January 26, 2005

高校時代

土曜日のドラマ、「ごくせん」を見ている。仲間由紀恵がかわいいのでついつい見てしまうのだが、ドラマの舞台になっている高校、絵に描いたようなツッパリだ。しかもなぜかイケメン揃い。
このドラマを見ていると、ついつい僕の高校を思い出す.....

 
 
今となっては、それなりの履歴書に書けば多くの人が知っている大学を卒業した僕だが、通っていた高校はそれはもう荒れた高校だった。当然偏差値は50あるかないかって程度。僕は小学校の途中までを渋谷で過ごし、その後中学卒業まで長野市にいた。高校に入るタイミングでまた東京に戻ることになっていたのだけど、東京の受験事情なんてまったく未知の世界。家から近いって理由だけで選んだのが、その高校。

実名は伏せるが、桜新町と用賀の間にある、ある中堅大学の附属高校だ。当時は男子校だったけど、今は共学になり、さすがに当時の様相とは違っているだろう。そうあって欲しい。
で、当時のことだ。いわゆるツッパリ系の多いこと多いこと。近くの高校と張り合って、目があっただのなんだのと因縁をつけては喧嘩しちゃうんだからね。わざわざ相手の高校の文化祭に出向いてまで喧嘩ふっかけてさ。猿山の猿と一緒。放課後となれば、渋谷の喫茶店に入り浸って、テーブル型ゲーム機で麻雀にはげむ。ゲーム代は当然、一足早く社会人となって、特殊な業界に出入りしている先輩からのおこぼれだ。
付属といいながら進学できるのは3割弱。多くは専門学校や就職という進路しかなかった。そんな中で他大を受験するだの、ましてや国立狙いだのと言っていた僕が浮いていたかというと、実はそうでもなかった。意外となじんでたんだよね。
調子に乗ってワルぶっていたこともあったけど、成績は良かったので先生達にとってはイヤな生徒だったことだろう。

最近の高校ってどうなんだろう。荒れているのか、軟弱なのか。僕があの高校じゃなく、いわゆる進学校に通っていたらどうなっていただろう。
そんなことを思いながら、「ごくせん」を見ている。

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