半期決算が出そろって、どの業界も落ち込んでいるようだけど、ひどいのが
PCブームに便乗したメーカーのようだ。数千人単位の人員削減とか工場閉鎖
がニュースをにぎわしている。
で、どの企業も口をそろえたように、「これからはプロダクト重視からサー
ビス重視の戦略」、「ブランドの確立」と発表している。製品を売るだけで
なく、お客様の満足度、ロイヤリティの向上を図り、云々。
そしてこのテの転向を正当化するために持ち出されるのが90年代のIBM、
インテル、GEの経営手法である。もう聞き飽きたけど。
さて、ちょっとまて、なわけだ。たしかにガースナー、グローブ、ウェル
チといえば有能な経営者として名を馳せているけど、やり方を真似るだけ
で業績が回復するのかなぁ。IBMは、たしかにサービスでの売り上げを伸
ばしたけど、サービスの基盤となる製品の完成度が高いからこそ可能だっ
た戦略だと思う。
実際、IBMのR&Dに対する投資はものすごい。サービス重視ではあるが、それ
以上にプロダクト重視なんじゃないの?
インテルははっきり言って、サービス重視ではない。インテルはチップを
作って他の企業にOEM供給しているだけだ。顧客サポート、クレーム等の
窓口はOEM先が請け負うことになっている。典型的な「売った者勝ち」の
戦略だよね。
GEにいたっては、株価重視だけであり、斜陽事業は切り捨て、成長事業を
買収なんていう「他人のふんどし」戦略。
サービスだのブランドだのと言葉だけが流行して、本業の製品の質が下が
らないことを消費者としては願う。
日本の企業ってもとからサービス指向だし、世界的にも群を抜いているは
ずなのに、どうして海の向こうの流行に弱いんだろう。そのくせ日本の強
みは製品開発力にあるとか豪語しているし。
ま、きっと本屋でそれっぽい本を見つけて、一夜漬けで考えた戦略や談話
なんだろうな。
おっと、これを書いてる間にニュースで「ITとブロードバンドで雇用創出」
なんて馬鹿なことも言ってる。
なんでこれがバカなのかは、次回に書こうかな。
Wednesday, August 29, 2001
Tuesday, August 28, 2001
夏休み中に考えていること
ご存じのように、僕はいまだに夏休み中です。あと一ヶ月あります。
で、休みの間というのは、普段考えないようなことに思いをめぐらす
ことが多くて、またこれが意外に面白かったり、くだらなかったりす
るわけです。
テレビ
昼間のテレビ視聴量がメチャメチャ増えているんだけど、頭を使わずに
ボーっと見ていられる昼メロとか、2~3時間ぶっつづけでドラマの再放
送を流したり、実に低俗というか質が低いんだよね。あと、CMも個性的。
ゴールデンタイムや深夜には流されていない、いわゆる主婦向けCMが面
白い。たとえば、元アナウンサーの勘違い女、中村江里子が出ている
シャンプーのCMとかね。「好きな人のためなら...」とか「信じたってい
いじゃないですか」などと玉の輿にのった女性ならではのコメントを乗馬
シーンにかぶせているんだけど、まいっちゃいます。
語学
大学院での公用語は英語なので、先月まではドップリと英語漬けの生活
だったわけだけど、今月はあんまりというか、ほとんど日本語で生活し
ている。驚くほど落ちるんですよ、単語力が。いやいやこれには本当に
びっくり。意識して毎日接していないとダメだと実感。継続は力なりと
はよく言ったものだ。
勧誘
昼間家にいると、勧誘の電話の多さに驚く。不動産や世論調査の類が多
いかな。かっこよく言えば「テレマーケティング」とか「アウトバウン
ド」なんだろうけど、はたして効果はあるのかな。僕の場合、「親が外
出なので」とか「○○に良い物件を見つけてしまいました」とか適当に
あしらったり、あるいは「これってバイトなんですか?」と逆に質問攻
めにしたりしてしまう。
こんないい加減な答えがそれっぽく「有効回答」としてカウントされて
しまうんだよな。市場調査ってのは。仕事でも苦労したよ、本当に。
それで数千万の金額を請求したりするんだもんなぁ。犯罪スレスレかも。
株価が下落したり、嫌な事件が起きたりするけど、日本は平和だなぁ。
元バレーボール選手の大林素子が歌手デビューだもんな。で、だいたい
こういうくだらないことの仕掛け人はつんくなんだよねぇ。
さて、意外と読者が多いのこ「時には正論」、またボチボチと書いて
いきます。
バックナンバーは旧サーバー復旧後にマージしておきます。
で、休みの間というのは、普段考えないようなことに思いをめぐらす
ことが多くて、またこれが意外に面白かったり、くだらなかったりす
るわけです。
テレビ
昼間のテレビ視聴量がメチャメチャ増えているんだけど、頭を使わずに
ボーっと見ていられる昼メロとか、2~3時間ぶっつづけでドラマの再放
送を流したり、実に低俗というか質が低いんだよね。あと、CMも個性的。
ゴールデンタイムや深夜には流されていない、いわゆる主婦向けCMが面
白い。たとえば、元アナウンサーの勘違い女、中村江里子が出ている
シャンプーのCMとかね。「好きな人のためなら...」とか「信じたってい
いじゃないですか」などと玉の輿にのった女性ならではのコメントを乗馬
シーンにかぶせているんだけど、まいっちゃいます。
語学
大学院での公用語は英語なので、先月まではドップリと英語漬けの生活
だったわけだけど、今月はあんまりというか、ほとんど日本語で生活し
ている。驚くほど落ちるんですよ、単語力が。いやいやこれには本当に
びっくり。意識して毎日接していないとダメだと実感。継続は力なりと
はよく言ったものだ。
勧誘
昼間家にいると、勧誘の電話の多さに驚く。不動産や世論調査の類が多
いかな。かっこよく言えば「テレマーケティング」とか「アウトバウン
ド」なんだろうけど、はたして効果はあるのかな。僕の場合、「親が外
出なので」とか「○○に良い物件を見つけてしまいました」とか適当に
あしらったり、あるいは「これってバイトなんですか?」と逆に質問攻
めにしたりしてしまう。
こんないい加減な答えがそれっぽく「有効回答」としてカウントされて
しまうんだよな。市場調査ってのは。仕事でも苦労したよ、本当に。
それで数千万の金額を請求したりするんだもんなぁ。犯罪スレスレかも。
株価が下落したり、嫌な事件が起きたりするけど、日本は平和だなぁ。
元バレーボール選手の大林素子が歌手デビューだもんな。で、だいたい
こういうくだらないことの仕掛け人はつんくなんだよねぇ。
さて、意外と読者が多いのこ「時には正論」、またボチボチと書いて
いきます。
バックナンバーは旧サーバー復旧後にマージしておきます。
Thursday, July 26, 2001
健全だと思う
JASDAQにマクドナルドが上々。JASDAQでの資産総額がヤフーを抜いて
1位という知らせになぜか安心する。あんなと言っては失礼かも知れない
けど、ヤフーのような会社が株式市場で幅を利かせている状況は個人的
に嫌いだった。
ハンバーガーや牛丼の値下げ攻勢の功罪が問われているけど、良いこと
なんじゃないの?僕は歓迎している。
もはや庶民の味となったマクドナルドや、一度は倒産したけど、負債も
全額返済して一部上場を果たした吉野屋にしろ、そういう会社が元気な
ことは良いことだ。
1位という知らせになぜか安心する。あんなと言っては失礼かも知れない
けど、ヤフーのような会社が株式市場で幅を利かせている状況は個人的
に嫌いだった。
ハンバーガーや牛丼の値下げ攻勢の功罪が問われているけど、良いこと
なんじゃないの?僕は歓迎している。
もはや庶民の味となったマクドナルドや、一度は倒産したけど、負債も
全額返済して一部上場を果たした吉野屋にしろ、そういう会社が元気な
ことは良いことだ。
Saturday, July 21, 2001
お帰り、80年代
久しぶりの更新。ほんとにごぶさたでした。
さて、最近気になることといえば、80年代の完全な復活。ファッション、音楽、
新製品、CM...なんとも懐かしい。
そもそも、流行ってのはだいたい20年周期になってます。きっとその一番の理
由は、プランナーやクリエイターの世代交代だと思う。30歳前半になると、よ
うやく「君もそろそろ」って感じで表舞台に出始めるのが世の常。そうすると
「新しいもの」、「ひと味違ったもの」で表現しようとするから、「お、そう
いえば」と自分の若い頃を思い出すわけです。10代中頃から後半ってのは感性
が一番磨かれるし、ダサイかダサクないか、モテるかモテないかが全てだから
否応なくファッションや流行に敏感になってしまう。で、結果としてその頃の
記憶は鮮烈に残る。
最近のCMソングやファッションをみると、「同世代の人間がプランナーになっ
てがんばってるんだな」と思ったりする。
2000'sに80'sがはやり、80'sには60'sがはやってました。
さて、僕は基本的に80年代が好きです。僕は69年うまれだから、まさに10代の
日々を'80sに過ごしました。東京の地価が急騰し始めたり、バブルとか、高度
成長の集大成を見て過ごしたわけです。きっとあのころの風潮は僕の人格に影
響していると思う。
で、あのころってのは、無機的な物と有機的な物が見事に融和していたと思う。
コムサ、muji、コンクリート打ちっ放し、素材むき出しの無機質感があったから
こそファッションや風俗がむせかえるほど有機的だったと思う。僕は日本家屋も
とっても無機質だと思っている。素材が向きだしだから。けど、だからこそ、そ
こに住む人が重要になる。無機に命を吹き込むのが有機の役割。
最近、世の中や建物が無機に回帰しつつあるけど、中に住む人間がちっとも有機
的ではないですよね。薄っぺらで軽薄で重みのない人って多くないですか?
さて、どうしましょ。
さて、最近気になることといえば、80年代の完全な復活。ファッション、音楽、
新製品、CM...なんとも懐かしい。
そもそも、流行ってのはだいたい20年周期になってます。きっとその一番の理
由は、プランナーやクリエイターの世代交代だと思う。30歳前半になると、よ
うやく「君もそろそろ」って感じで表舞台に出始めるのが世の常。そうすると
「新しいもの」、「ひと味違ったもの」で表現しようとするから、「お、そう
いえば」と自分の若い頃を思い出すわけです。10代中頃から後半ってのは感性
が一番磨かれるし、ダサイかダサクないか、モテるかモテないかが全てだから
否応なくファッションや流行に敏感になってしまう。で、結果としてその頃の
記憶は鮮烈に残る。
最近のCMソングやファッションをみると、「同世代の人間がプランナーになっ
てがんばってるんだな」と思ったりする。
2000'sに80'sがはやり、80'sには60'sがはやってました。
さて、僕は基本的に80年代が好きです。僕は69年うまれだから、まさに10代の
日々を'80sに過ごしました。東京の地価が急騰し始めたり、バブルとか、高度
成長の集大成を見て過ごしたわけです。きっとあのころの風潮は僕の人格に影
響していると思う。
で、あのころってのは、無機的な物と有機的な物が見事に融和していたと思う。
コムサ、muji、コンクリート打ちっ放し、素材むき出しの無機質感があったから
こそファッションや風俗がむせかえるほど有機的だったと思う。僕は日本家屋も
とっても無機質だと思っている。素材が向きだしだから。けど、だからこそ、そ
こに住む人が重要になる。無機に命を吹き込むのが有機の役割。
最近、世の中や建物が無機に回帰しつつあるけど、中に住む人間がちっとも有機
的ではないですよね。薄っぺらで軽薄で重みのない人って多くないですか?
さて、どうしましょ。
Friday, June 08, 2001
なんか、変だな。
ここ数年、CD-R/Wがドライブ、メディア共に一般化してきた。650MB以上の
記憶容量、CD1枚数十円、薄い、磁気メディアに比べて劣化なし...。多くのメ
リットがあるから普及するのは当然だし、確かに便利だ。コンピューターのソ
フトはほとんどがCDで流通しているしね。
その手軽さゆえに、ほんの数十MBしかないデータでもCDに書き込んで、CDを
裏返してほんの一部しか色(反射光)が変わっていないのを見て、何となくもっ
たいない気持ちになることもある。
何年か前、やたらと環境ホルモンが囃し立てられたことがある。○○は環境に悪
い、○○は人体に悪影響を及ぼすなど、過剰なまでの反応が起きた記憶がある。
いつのまにか誰もあのころほどは騒がなくなってしまってけど、いまだに大き
な社会問題ではある。
さて、冒頭のCD。これはたしか人体に悪影響を及ぼす環境ホルモンを発しま
す。しかもかなり毒性が強い。もちろん、通常の状態ではなんら影響しないん
だけど、熱を加えた時に生じるようだ。CDに使われている素材は加工しやす
い、強度が高い、安い等の理由でいたるところに使われているので、決して
CDだけが有毒物質を放出するわけではない。AppleのiMacも本体この素材を
使っています。
便利だから、手軽だからという理由で経済性が優先され、CDと環境ホルモンの関
係なんて知らないからという、いわゆる情報の非対称性がさらに拍車をかける。
無知がいかに世の中の矛盾を招いているかの典型ですな。そしてその矛盾は「市
場の原理」という無責任な言葉でかき消されていくわけだ。けど、逆に言うと、
その矛盾やギャップによって成り立つのが資本主義だから、あるい意味避けられ
ないのだけど。
記憶容量、CD1枚数十円、薄い、磁気メディアに比べて劣化なし...。多くのメ
リットがあるから普及するのは当然だし、確かに便利だ。コンピューターのソ
フトはほとんどがCDで流通しているしね。
その手軽さゆえに、ほんの数十MBしかないデータでもCDに書き込んで、CDを
裏返してほんの一部しか色(反射光)が変わっていないのを見て、何となくもっ
たいない気持ちになることもある。
何年か前、やたらと環境ホルモンが囃し立てられたことがある。○○は環境に悪
い、○○は人体に悪影響を及ぼすなど、過剰なまでの反応が起きた記憶がある。
いつのまにか誰もあのころほどは騒がなくなってしまってけど、いまだに大き
な社会問題ではある。
さて、冒頭のCD。これはたしか人体に悪影響を及ぼす環境ホルモンを発しま
す。しかもかなり毒性が強い。もちろん、通常の状態ではなんら影響しないん
だけど、熱を加えた時に生じるようだ。CDに使われている素材は加工しやす
い、強度が高い、安い等の理由でいたるところに使われているので、決して
CDだけが有毒物質を放出するわけではない。AppleのiMacも本体この素材を
使っています。
便利だから、手軽だからという理由で経済性が優先され、CDと環境ホルモンの関
係なんて知らないからという、いわゆる情報の非対称性がさらに拍車をかける。
無知がいかに世の中の矛盾を招いているかの典型ですな。そしてその矛盾は「市
場の原理」という無責任な言葉でかき消されていくわけだ。けど、逆に言うと、
その矛盾やギャップによって成り立つのが資本主義だから、あるい意味避けられ
ないのだけど。
Saturday, May 26, 2001
機械的
映画「メトロポリス」を観てきた。手塚治虫氏の得意なロボットものです。
ロボットと人間の共存ってのは、SFの世界では古典的なテーマだけれど、
根強い人気というか、深いメッセージがあると思う。
アトムとか、ティマのようなロボットの登場はきっとまだまだ先のことだ
ろうけど、工業用ロボットとかを考えれば、実際にロボットと人間の分業、
協業は現実なものなわけです。ただ、工業用ロボットは自律思考が不可能
なので、SFによくあるようなロボットの反乱なんてものは起きていない。
単調な、それこそ機械的な作業をロボットに任せて工業生産の効率化が可
能になったわけだけれど、もし、未来のいつか、感情を持って、思考、判
断ができる自律型ロボットが登場して、人間に反抗こそしないけど、人間
より能力的に優れたロボットが登場したとしよう。そのとき、ロボットが
「そんな機械的な仕事は人間がやれば良いでしょう」なんて言うこともあ
り得る。機械だから、人間だからという種の概念でなく、機械的、創造的
という能力の概念での階層闘争が起こるかもね。
で、最近やたらと「知識創造」なんて不可解な言葉が出回っている。この
言葉自体は90年代前半に登場して、そのころに第一次ブームがあったわけ
だけど、となると最近は第二次ブームってことかな。人間社会とか企業っ
てのは、より付加価値を生む組織であるべきだっていうのが主な論旨。こ
の付加価値って言葉、きらいなんだよね、なんか胡散臭さの極みみたいで
さ。けど、みんながみんな創造的で付加価値を生むようになってしまった
ら、つまり頭脳で勝負するようになったら、一体誰が実働をするんだろう。
結局、資本主義である以上、少数の持てる者と大多数の持たざる者って構
図からは抜けきれないので、機械的な物の絶対的な必要性は残るんだよね。
機械的に生きるか、創造的に生きるか、これは現代の "to be or not to be"
かも。
さて、メトロポリスと同じようなテーマの映画「A.I」、スピルバーグが監
督なだけに、きっと陳腐な家族愛で終わってしまうんだろうな。原作は好
きなんだけどな。
あぁ、キューブリックが生きていれば...。
ロボットと人間の共存ってのは、SFの世界では古典的なテーマだけれど、
根強い人気というか、深いメッセージがあると思う。
アトムとか、ティマのようなロボットの登場はきっとまだまだ先のことだ
ろうけど、工業用ロボットとかを考えれば、実際にロボットと人間の分業、
協業は現実なものなわけです。ただ、工業用ロボットは自律思考が不可能
なので、SFによくあるようなロボットの反乱なんてものは起きていない。
単調な、それこそ機械的な作業をロボットに任せて工業生産の効率化が可
能になったわけだけれど、もし、未来のいつか、感情を持って、思考、判
断ができる自律型ロボットが登場して、人間に反抗こそしないけど、人間
より能力的に優れたロボットが登場したとしよう。そのとき、ロボットが
「そんな機械的な仕事は人間がやれば良いでしょう」なんて言うこともあ
り得る。機械だから、人間だからという種の概念でなく、機械的、創造的
という能力の概念での階層闘争が起こるかもね。
で、最近やたらと「知識創造」なんて不可解な言葉が出回っている。この
言葉自体は90年代前半に登場して、そのころに第一次ブームがあったわけ
だけど、となると最近は第二次ブームってことかな。人間社会とか企業っ
てのは、より付加価値を生む組織であるべきだっていうのが主な論旨。こ
の付加価値って言葉、きらいなんだよね、なんか胡散臭さの極みみたいで
さ。けど、みんながみんな創造的で付加価値を生むようになってしまった
ら、つまり頭脳で勝負するようになったら、一体誰が実働をするんだろう。
結局、資本主義である以上、少数の持てる者と大多数の持たざる者って構
図からは抜けきれないので、機械的な物の絶対的な必要性は残るんだよね。
機械的に生きるか、創造的に生きるか、これは現代の "to be or not to be"
かも。
さて、メトロポリスと同じようなテーマの映画「A.I」、スピルバーグが監
督なだけに、きっと陳腐な家族愛で終わってしまうんだろうな。原作は好
きなんだけどな。
あぁ、キューブリックが生きていれば...。
Wednesday, May 16, 2001
そうさ、この世は所詮、揺り戻し
最近、役所向けに、「起業家と大学の役割」ってなテーマの報告書作成を
手伝う機会があった。いわゆるベンチャー系のネタで、企業が産業促進と
雇用増加につながり、国家経済の牽引役に..ウンヌンカンヌンと論じたわ
けだけど...
そんなこともあって、本屋とか新聞記事とかで似たような見出しを見つ
けると、ついつい手に取ってしまうのだけど、大学の図書館で「ベン
チャービジネス」なんて、そのものズバリの題名の本を見つけたので手に
とってパラパラとめくっていた。曰く、「家庭へのパソコンの浸透が....」、
「起業(ベンチャー)をブームで終わらせるな」「イノベーション(革新)
は技術だけの話でなく、社会的変化がともなってこそ...」といった内容が
書かれていた。読み進めていくうちに、「ベンチャーは確かにある意味で
ブームだが、何もベンチャーは最近の話ではない。昭和40年台、50年台か
ら続く流れである」との記述を発見。「ん?40年台?昭和?」と思って
裏表紙の刊行日を見ると、なんと1985年刊行の本。
いかに同じことが繰り返し議論されていて、しかもその議論が結果に結び
ついていないかを実感してしまった。まぁ、思い起こしてみれば、流行の
ビジネス用語なんて全て過去の焼き直しで、言葉を新しくしただけだもん
な。CRMだのSCMだの言えば何となく聞こえはいいけど、顧客との関係
確立、在庫・流通見直しって言ってしまえば、それまでだ。
昔の流行は今の斬新、今の流行は何年か先にまた流行る。ファッションや
音楽、世相にだけあてはまることかと思っていたけど、どうやら社会科学
の分野にもあてはまるようだ。
手伝う機会があった。いわゆるベンチャー系のネタで、企業が産業促進と
雇用増加につながり、国家経済の牽引役に..ウンヌンカンヌンと論じたわ
けだけど...
そんなこともあって、本屋とか新聞記事とかで似たような見出しを見つ
けると、ついつい手に取ってしまうのだけど、大学の図書館で「ベン
チャービジネス」なんて、そのものズバリの題名の本を見つけたので手に
とってパラパラとめくっていた。曰く、「家庭へのパソコンの浸透が....」、
「起業(ベンチャー)をブームで終わらせるな」「イノベーション(革新)
は技術だけの話でなく、社会的変化がともなってこそ...」といった内容が
書かれていた。読み進めていくうちに、「ベンチャーは確かにある意味で
ブームだが、何もベンチャーは最近の話ではない。昭和40年台、50年台か
ら続く流れである」との記述を発見。「ん?40年台?昭和?」と思って
裏表紙の刊行日を見ると、なんと1985年刊行の本。
いかに同じことが繰り返し議論されていて、しかもその議論が結果に結び
ついていないかを実感してしまった。まぁ、思い起こしてみれば、流行の
ビジネス用語なんて全て過去の焼き直しで、言葉を新しくしただけだもん
な。CRMだのSCMだの言えば何となく聞こえはいいけど、顧客との関係
確立、在庫・流通見直しって言ってしまえば、それまでだ。
昔の流行は今の斬新、今の流行は何年か先にまた流行る。ファッションや
音楽、世相にだけあてはまることかと思っていたけど、どうやら社会科学
の分野にもあてはまるようだ。
Subscribe to:
Posts (Atom)
